NPO法人は、NPO法(特定非営利活動促進法)施行されてから、2008年4月末の時点で34,4877団体が認証されており、2006年に入ってからは月200~400団体を超える勢いで急増しています。
マスコミで大々的に取り上げられるNPO法人も増え、既に市民権を得ているといっても過言ではありません。
草の根的社会貢献活動を行い、着実に成果を上げているNPO法人は多く存在しています。
なぜ、NPO法人は増えているのか。
答えは至ってシンプルです。
「社会に必要とされているから」です。
今後、ますます多様化・複雑化するであろう日本社会にとって、NPO法人が担う役割は非常に大きいと言えます。指定管理者制度を始めとして、自治体がNPO法人と協働するケースも増えています。
「行政、民間企業、市民を代表とするNPO法人」の3者がお互いを助け合い、世の中の諸問題を解決していく。
このような新しい形が、今後の日本の発展を支えていくことになるでしょう。
また、NPO法人は「雇用の受け皿」としても期待されています。
NPO法人が雇用の受け皿となることができれば、社会貢献活動のみならず、経済の発展にも寄与することができます。
現に、アメリカでは多くの若者がNPOに就職しています。
我が国でも、今後、元気なNPO法人が多く誕生することによって、「NPOで働きたい!」という若者が増えてくるでしょう。
元気でやる気のある優秀な人材がNPOで働くようになれば、NPO法人はよりダイナミックに成長することができます。
日本の社会に新たな選択肢が増えるということは大変素晴らしいことです。
NPO法人は、これからの日本の社会にとって、無くてはならない存在になっていくでしょう。
‐スポンサード リンク‐